SAP ERP、基幹システム基盤クラウド
~国内製造業に最適なSAP S/4HANA導入からスマートファクトリーの実現まで~
就労人口の減少や熟練技術者の引退、海外勢との競争激化など、様々な問題に直面する日本の製造業。「ものづくり」における競争力を今後も維持・強化していくには、従来とは異なるアプローチが必要です。その有力な手段として注目されているのが、IoTやAIを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)。すでに数多くの製造企業が生産現場にIoTを導入するなど、DX実現に向けた取り組みを積極的に進めています。
しかしその成果は、必ずしも楽観できるものではないようです。経産省の「2020年版ものづくり白書」の調査結果によれば、「製造業のデータ活用」は2017~8年をピークに、減少傾向を示しているのです。生産現場でいくらデータを取得しても、それを適切に活かし、生産性向上や顧客体験の改善につなげることができなければ、競争力を高めていくことはできません。
このような状況を打破し、停滞しているDXを前進させたい。その要望に応えるため協業を進めているのが、TIS株式会社とソフトウェア専門会社ロバート・ボッシュ・エンジニアリング・アンド・ビジネスソリューションズ(以下RBEI)です。
TISは言わずと知れた、国内有数のITソリューションプロバイダー。長年にわたりSAP ERPなど製造業の基幹システム構築に携わってきた実績があり、国内製造業の慣習も熟知しています。一方のRBEIは、1990年に設立された従業員20,000人以上を擁するソフトウェア・テクノロジー企業。ボッシュ・グループ世界27カ国、計120拠点以上に対し、SAP製品などを導入した経験を有しています。両社が手を組むことで、ボッシュが推進する「Industry 4.0」を手本にした知見を、日本の製造業DXでも生かそうとしているのです。
それではこの協業によって、具体的にどのようなことが可能になるのでしょうか。その内容を両社のキーパーソンに伺いました。日本の製造業が今後DXを推進し、それを競争力強化につなげるには何が必要になるのかが、これによって明確になるはずです。
●以下の方にお勧めいたします。
・SAP ERP(SAP S/4HANA)の導入を検討している製造業企業の業務部門ご担当者様、もしくはIT部門のご担当者様
・SAP ERP(SAP ERP6.0など)をご利用中で、SAP2025年(2027年)問題に直面している製造業企業の業務部門ご担当者様、もしくはIT部門のご担当者様
●読みどころ
・製造業DXを加速させるボッシュ式Industry 4.0とは?
・SAP S/4HANAの標準機能をフル活用するテンプレートとは?
・上記2点が日本の製造業のDXへの取り組みに寄与するものとは?
出典. 本ホワイトペーパーは2020年12月に TechTargetジャパン(https://techtarget.itmedia.co.jp/)へ掲載したコンテンツの転載です。